So-net無料ブログ作成
検索選択
前の15件 | -

マーク・ザッカーバーグの愛読書は「エンダーのゲーム」 [コンピュータ]

5億人以上のユーザを抱えるSNS最大手Facebookの創業者で、アメリカの経済誌フォーブスが選ぶ「世界で最も若い億万長者10人」の第一位でもあるマーク・ザッカーバーグのプロフィールを見ると、愛読書にオーソン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」を挙げているんですね。

天才少年が星間戦争の切り札となるべく成長する過程と描く、叙情的SFの傑作である「エンダーのゲーム」が愛読書とは、なんとも出来すぎな話ですが、でも同じくエンダーを愛読する身としては、さもありなんと納得できるチョイスです。

当初は短編として発表され(日本では短編集「無伴奏ソナタ」に収録)、その後長編として改編されていますが、まずは短編の方から読んでみると良いかと思います。

盛大に宇宙船が飛び交ったり、異形の宇宙人が出てきたりというSFではなく、地球を舞台に少年の成長を描くというタイプのSFです。
映画化も検討されたことがありますが、世界中にエンダーに思い入れのあるファンがいるので、ちょっとやそっとの映画化ではブーイング必至w いまだ映画化はされていません。

SFはちょっと・・という人にもおススメの小説です。



無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))

無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))






エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

  • 作者: オースン・スコット・カード
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1987/11
  • メディア: 文庫



チェ 28歳の革命 [サブカルチャー]


リベレーション・ミュージック・オーケストラ

スティーブン・ソダーバーグ&ベニチオ・デル・トロの「チェ 28歳の革命」(原題: Che : Part One)を深夜の六本木で観てきた。

評判が良いので週末の昼間は避け、上映終了が終電過ぎになる回を選んで観に行ったが、それでもかなりの客が入っていた。

アーネスト・チェ・ゲバラの短い生涯を二部構成で描く作品の前半にあたる部分で、キューバ革命の成功に至るまでとその前後がドキュメンタリータッチで描かれている。

この前半部はキューバ上陸後のゲリラ戦がメイン。
生々しい戦闘シーン、情けないゲリラの実情など単なる英雄談ではなく、なぜゲバラがこれほど人を惹き付けるのか、細かいエピソードを積み重ねて説得力のあるストーリーになっている。

なぜ今ゲバラなのか。
この映画が製作されたのは2008年。つまりゲバラ生誕80周年にあたる年であり、もちろんそれを狙っての製作もある。
しかし、すっかり多極化した世界にあってオルタネイティブとしてのゲバラを再評価(10年毎に再評価されているという話もあるが)しようという機運もあるのではないだろうか。

今日のBGMはRicky Gianco & Robert Wyattによる「Hasta Siempre Comandante」。ゲバラ讃歌の美しいカバー。
それとCharlie Hadenの「Song For Che」。これは「Liberation Music Orchestra」収録。(Robert Wyattも「Ruth is Stranger Than RIchard」でカバーしている)

サーチャーズ 2.0 [サブカルチャー]


レポマン (ユニバーサル・セレクション2008年第7弾) 【初回生産限定】 [DVD]

タイトルからすると新世代インターネット検索の話みたいですが、アレックス・コックス監督の新作映画です。

21世紀に入って2本目、日本公開となると何年振りかなぁというくらいに久し振りですが、よく考えたら日本では探偵マイク・ハマーもといマイク濱以来ですね。

ストーリーは、復讐劇に名を借りたロードムービー
A地点からC地点を経由してB地点に至る過程で繰り広げられる映画オタクな会話がとにかく可笑しい。
たぶんタランティーノを観て、アレックス・コックスも”なーんだ、これでいいんだ”と思ったんでしょうね。これでもかというくらいにマニアックでカルトな西部劇談話が繰り広げられます。
だいたいタイトル自体もジョン・ウェインがコマンチ族にさらわれた姪を捜すジョン・フォード監督の「捜索者」のオマージュですし。

ちんたら始まってちんたら展開しとんでもないクライマックスを迎え最後にエッというどんでん返しで幕を降ろす娯楽作。あー、面白かった。

で、これは表向き。

911以降のアメリカに対する批判、(アメリカ主導の)グローバル主義に対する批判が通底にありそれを見逃してしまうと映画の価値が半減以下。
大型SUV、バンパーステッカー、墓地、ジョン・ウェインに対する無批判な絶賛、核実験が繰り返されたアリゾナやユタの荒野、「正義、石油、復讐!」の合い言葉、どんでん返しの理由
劇中にちりばめられたこれらのアイコンを汲み取ってあげたい。

しかし、劇中で触れられるメキシコ人俳優主演の(架空の)映画「レッドネック一網打尽」。観てみたいなぁー/w
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

It's A New Day [サブカルチャー]

アメリカの新しい国歌...



I went asleep last night
Tired from the fight
I've been fighting for tomorrow
All my life
Yea I woke up this morning
Feeling brand new
'Cause the dreams that I've been dreaming
Have finally came true

It's a new day
It's a new day
It's a new day
It's a new day
It's a new day

It's been a long time coming
Up the mountain kept runnin'
Souls of freedom kept hummin'
Channeling Harriet Tubman

Kennedy, Lincoln, and King
We gotta invest in that dream
It feels like we're swimming upstream
It feels like we're stuck inbetween
A rock and a hard place,
We've been through the heartaches
And lived through the darkest days

If you and I made it this far,
Well then hey, we can make it all the way
And they said no we can't
And we said yes we can
Remember it's you and me together

I woke up this morning
Feeling alright
I've been fightin' for tomorrow
All my life
Yea, I woke up this morning
Feeling brand new
Cause the dreams that I've been dreaming
Have finally came true

It's a new day
(it's a new day)
It's a new day
(it's a new day)
It's a new day
It's a new day!

It's been a long time waitin'
Waiting for this moment
Been a long time praying
Praying for this moment

We hope for this moment
And now that we own it
For life I will hold it
And I ain't gonna let it go

It's for fathers, our brothers,
Our friends who fought for freedom
Our sisters, our mothers,
Who died for us to be in this moment

Stop and cherish this moment
Stop and cherish this time

It's time for you and me
For us and we
That's you and me together

I woke up this morning
Feeling brand new
Cause the dreams that I've been dreaming
Have finally came true
Yea, I woke up this morning
Feeling alright

'Cause we weren't fighting for nothing
And the soldiers weren't fighting
For nothing
No, Martin was dreaming for nothing
And Lincoln didn't change it for nothing
And children weren't crying for nothing

It's a new day
It's a new day
A new day
It's a new day
It's a new day!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

BAM Aug.25th, 1995 [サブカルチャー]

bam.jpg
大事にしまい込み過ぎて行方不明になっていたBAMの1995年8月25日号。
やっと実家で発掘できました。

表紙はこの年の8月9日に亡くなったばかりのJerry Garcia。
この時はどういういきさつで彼の訃報を知ったのかどうも記憶が定かでない。
John Lennonの死を知ったのは日本時間で1980年12月9日の午後、青山サンクレストでランチを食べていたとハッキリ憶えているが、Jerry Garciaの時はどこで何をしていたのか記憶にない。

BAM(Bay Area Music)マガジンの実物を見てGarciaの死を知ったのか、既に知っていてS.F.の街でBAMマガジンを探したのか、どうにも思い出せない。
でもちゃんとこうしてBAMを入手し大切に保存していたことはそれだけ彼の存在を大きく意識していた証拠でもある。

数年振りにこのJerry追悼号をパラパラとめくってみるとこの10年で変わってしまった部分と変わっていない部分がハッキリしていることに驚かされる。
そもそも音楽に関してこの10年でそれほど何か大きく変わったものはない。音楽を奏で人に聴いてもらうための様々なアーティステックな技術、ノウハウ、情熱といったものは全く変わっていない。いなくなってしまった人、新しく来た人はいるが、大きな枠組みで捉えると音楽に投入される人類のエネルギーの総和はほとんど変わっていないなぁと感じる。
たぶん1995年のBAMに掲載されている広告、イベント、評論といったものは1975年とも2005年ともたいして変わっていない。たぶん2015年になってもたいして変わっていないと思う。歌の歌い方を教えます、ライブをやります、あのレコードが良かった、ギター売ります、スタジオ貸します、メンバー募集etc, etc。

大きく変わってしまったのは音楽そのものではなく、音楽を取り巻く環境だ。
様々な情報量、アーティストとリスナー、リスナー同士のコミュニケーション、そして音楽の流通方法。
言うまでもなくインターネットに代表される情報革命こそが音楽とその環境に対するボクたちの姿勢を根本的に否応なく変えてしまった。

1995年8月。Jerry GarciaはWindows 95を知らずに亡くなった。

信じられないかもしれないが、Windows95以前のマイクロソフトのOSにはTCP/IPのプロトコルスタックはなかった。ネットワークに繋げたいユーザは別売りで数百ドルを支払ってサードパーティからTCP/IPのプロトコルスタックとネットワークI/Fを購入しなければならなかった。
(もちろんUNIXやMacintoshのユーザにとってネットワークはビル・ゲイツがLANという言葉を知る以前から当然のものとしてあったワケだが)

Windows95の発売により世界中の何千万台ものPCがTCP/IPによる通信が可能になり、90年代前半からのインターネットの商業利用の解禁と相まって今のネット社会へと突入して行くことになる。そんなある意味時代の境目である1995年の8月。Jerry Garciaが亡くなり、Windows95が発売され、ボクはS.F.のMacromedia本社でBAMを片手に滑り台を滑りおりて目が覚めた・・・

たった13年前の、だけどインターネット時代直前のBAM。
インターネット以前の時代にアナログ的な方法でコミュニケーションを模索し続けたDeadとDeadheadsたちとJerry Garcia。
シリコンチップに代表されるハードウェア、TCP/IPなどのソフトウェアとそれらを育んだシリコン・バレー。
ボクにとって大切なものがこの一冊の上で交わるかのような感慨を味わうためにこれからも大切に保存していきたい一冊だ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

SETI@home [コンピュータ]


プロジェクト参加者には既に届いていると思うが、プロジェクトからこんなメールが送られてきている。

The SETI@home team has achieved much progress in the past year. We have successfully started the next phase of SETI@home by distributing data recorded with the new seven beam data recorder. This data is being analyzed with a new "Multi-beam" version of SETI@home, which was released in July. With the new data recorder, we are looking at seven places in the sky simultaneously while recording fourteen times as much data as before. This means we need more volunteers like you to help us process this data. So please, tell a friend about SETI@home.

天空の7カ所を同時に観察できるシステムになり、処理すべきデータ量も膨大になるので、サーバーの増強とかいろいろお金がかかるので寄付してねという話。

分散コンピューティング/グリッドコンピューティングの先駆け的事例でもあり、みんなの空いたCPUパワーをかき集めて有効に利用しようというのがWeb2.0的でもある。

ボクもMac OS 9時代にはSETI@homeのスクリーンセーバーをぐりぐりぶん回していたが、OS X時代になりMacとの相性が悪くなってしまったため最近はほとんど協力できていない。

CELLなんかは思い切りこちらの方向を目指している(いた?)ワケであるし、コネクションマシンの昔からこの手の技術には単なるテクノロジーを超えた可能性があるのではないかと夢想してきた身としてはもう一度、CPUパワーとdonationの両面で協力したいと思う。

しかし、電車の中で携帯電話やポータブルゲームコンソールでゲームを楽しむ老若男女、娯楽としてあほらしいバラエティ番組に没入する時間、こうした人間の無駄に費やされる知的活動、時間をうまく集約して、SETIのような意味ある活動に変換することはできないだろうか。
よほど知的にお粗末な人間でも、画像認識能力はそこらのPCよりよほど高い訳だし。
あぁ、ここら辺を突き詰めるとゼン・ゼン・シティーやマトリクスになってしまう?


A Man Without A Country [サブカルチャー]

国のない男

国のない男

  • 作者: カート・ヴォネガット
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: 単行本


今年2007年の4月に82歳で亡くなったカート・ヴォネットの遺作A Man Without A Countryの邦訳「国のない男」を今頃購入。

この中でヴォネガット本人も述べているが、彼がSF作家として分類されてしまったのほんの成り行き。
今さらボクが言わなくてもだが、20世紀を代表する作家であり、その影響力の大きさで計ればヴォネガットに匹敵する作家は少なくとも20世紀後半では思いつかない。

中身が青臭いとか、高校生が読む小説だとか、軽く扱われることがあるのが非常に悔しいが、70年代80年代に思春期を過ごした世界中の多くの人のメンタリティに多大な影響を与えていると思う。

またヴォネガットは芸術家=カナリア理論を唱えていて、これは別にヴォネガットが最初に言い出したことではないと思うが、「芸術家が社会にとって有用なのは、彼らがきわめて敏感であるため。そのために、普通の人間がまだなんの危険にも気づかないうちから有毒ガスの発生した炭坑の中のカナリアのように、目をまわしてぶっ倒れる」というように自らをも含む芸術家の役割を定義している。
(芸術エリート主義者に曲解される危険を含んでいるが)

その彼の遺作が、人類の未来への警鐘、アメリカのブッシュ政権の危険さに幾度となく言及しているのが非常に気になる。
カナリアでなくともブッシュ政権や人類の未来については悲観的だが、以前ならそれでも希望はあると言い切っていたヴォネガットなのだが・・・

あ、ジョン・アーヴィングの新作も読まなくては。またも上下2巻。読み手も体力勝負の力作のようである。


The U.S. vs. John Lenno [サブカルチャー]

The U.S. vs. John Lennon、邦題「ピース・ベッド」を週末土曜日に観てきました。
そのまま風邪で寝込んでしまいまいしたが。

さて公開初日だったというのに席は1/4くらいしか埋まってません。忘年会シーズンの土曜日の深夜ということもあるのかもしれないけどこれはちょっと意外でした。

無邪気にアメリカと対峙していたジョン・レノンが、どんどん思索を深め行動的になり成長して行き、そしてある一線を越えてしまった。
具体的にはアビー・ホフマンとかジェリー・ルービンあるいはブラックパンサーとの結びつき。
あまりに巨大になったジョン・レノンに脅威を感じた当時のニクソン大統領、フーバーFBI長官たちがジョンを国外追放しようとする・・・というのが全体のバックボーンで、これを掘り下げる事でジョンの人となり、その存在が何であったかを明らかにしようという、これは非常に優れたドキュメンタリーでした。

ジョンのファンであれば一度は見たような映像、写真がふんだんに使われそういった面での新発見はあまりありませんが、こうして整理されて提示されると良く判りますね。
1966年の疲れが見え始めたビートルズから1976年のショーン・レノンの誕生までの約10年間、激動の60年代後半と内省の70年代前半に関して予備知識があればさらに良く判ると思います。
たとえば、ジョージ・マクガヴァンが何故あれほど期待されたのかとか、アビー・ホフマンやジェリー・ルービンがその後どういう活動(転向)をしたのかとか、ちょっと調べて観に行くのが良いかと。

あと恥ずかしながらこの映画で初めて知った、ニクソンがあれほどジョンを脅威に感じた理由。アメリカでは1971年に選挙権が21歳から18歳に引き下げられ、一気に1000千万人以上の「若い」有権者が登場しました。その新しい有権者に大きな影響力を持っていたのがジョンなワケだからそりゃぁ脅威に感じるわけですよね。
徴兵は18歳からだしベトナム戦争は真っ最中だし、政治的意識の高い有権者1000万人ですからね。
今の日本で選挙権を18歳に引き下げたら、大量の衆愚発生だな/w

あと、小さなことですが、ジョン・シンクレアの救援コンサートが開催される場所、「ミシガン州アナーバー」と字幕に出てきます。実際の発音はどうであれ、このミシガン大学のあるこの大学町の名前は我々音楽ファンにとっては「アン・アーバー」として知られている場所です。10万人収容の大ホールがあるんですよ。

あと、デビッド・ピールが動いて喋る映像は初めて見ました。これは嬉しく思うオールドファンも多いのでは。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

I'm Not There [サブカルチャー]

I'm Not There

I'm Not There


Dylanの伝記映画「I'm Not There」
「ノー・ディレクション・ホーム」という決定的なドキュメンタリーが出ているが、トッド・ヘインズが狙ったのは20世紀最大のトリックスター、ロックをロックたらしめた張本人であるボブ・ディランの「物語」と思われる。
日本での公開はおそらく来年2008年のGW。
(公式サイトは http://www.imnotthere-movie.com/

映画的には6人の俳優(しかもそこには、女性であるケイト・ブランシェットまで!)が、ディランの各時代のペルソナを演じ分けるところが最大の話題になると思われるが、それよりトッド・ヘインズらしいロック的高揚感を感じさせる映像の方が気になる。

サウンドトラックは既に発売されていて、日本公開するかどうかも判らぬ映画のサウンドトラックが何故発売されるのかと訝しんでいたが、11月7日にサウンドトラック参加メンバーなどによるコンサートが開催されたらしい。このライブでまた一儲けか・・・と下衆な勘ぐりをしていたが、なんとこのコンサートはストリーミング配信されている!
http://concerts.wolfgangsvault.com/dt/im-not-there-concert-concert/20053076-3737179.html

残念ながらMac環境ではFlashが正常に動かず中身を聴けないが、それは何とかこちらで解決するつもり。

さらに、Dylanの何枚めかのグレーテストヒットアルバムのプロモーションサイト(http://www.dylanmessaging.com/)も凄い事になっている。
それがこれ http://www.dylanmessaging.com/home

Dylanの有名なPVを題材に、自分のメッセージを入れたPVを作り友人(もちろん自分宛でもOK)に送れるサービス。

コンサートはストリーミングするし、有名PVとの合成PVは作れるし、音楽プロモーションはどんどんネット側の世界に流れ込んでいるが、配給だけはまだまだパッケージ主体で旧来の利権を守ろうという勢力が強い。アーティストたちの方がよほど音楽の未来を考えているのだろう。

音楽の未来といえばロックンロールの未来、来年こそは来日してくれるんだろうか・・・


HRC and The Doors [サブカルチャー]

モリソン・ホテル

モリソン・ホテル


The Doorsの5作目「Morrison Hotel」。
CD時代にどうなったか知らないが、LP時代はA面が「Hard Rock Cafe」サイド、B面が「Morrison Hotel」サイドと呼ばれていた。
また、このアルバムジャケットアメリカ写真家/ミュージシャンであるヘンリー・ディルツ(Henry Diltz)が撮影していて、ジャケットの表面はMorrison Hotelという実在するホテルでの写真が、裏面にはHard Rock Cafeというこれまた実在するカフェでの写真が使われている。

アメリカン・カジュアル・レストランとして世界中に展開するHard Rock Cafeはここから命名されているらしく、Wikipediaの該当ページ(http://ja.wikipedia.org/wiki/ハードロックカフェ)にも”「ハードロックカフェ」の店名はドアーズの1970年のアルバム『モリソン・ホテル』の「ハードロックカフェ」サイドから取られたとされる。” と記述されている。

ヘンリー・ディルツは団塊辺りの世代の人にはMFQのメンバーとして、ボクたち世代だとウェストコーストミュージシャンと仲の良い写真家として知られ、実際ボクもこの人の写真集を持っている。
たまたま今日、彼の写真をデジタルで鑑賞できないかと探していたところ、このようなサイト(http://digitaljournalist.org/issue0708/diltz_intro.html)を見つけ、適当にブラウズしていたらこれ(http://digitaljournalist.org/issue0708/diltz35.html)を見つけた・・・

長い間、推測や噂として流れていた話が、このように当事者の言葉として断言され、世界中の人がアクセスできる状態になっている。まぁそれが良い事なのか、夢が壊されると感じる人もいるだろうから、一概には言えないと思うが、しかし世界が物理的にも時間的にも小さくなっているのは確かだ。


BAM Magazine [サブカルチャー]


1975年頃から1999年まで、サンフランシスコで発行されていた無料音楽誌Bay Area Music、通称BAM。

こうしたインターネット以前の雑誌や新聞などは、どのように語り継がれて行くのだろう。
試しにgoogleでBAMを検索してみると、まとまった記述はこれだけ・・http://en.wikipedia.org/wiki/BAM_%28magazine%29
日本語の情報に至っては検索ワードが適切でないのか、まるでヒットしません。つまりインターネット上では「BAMは無かった」ことになっているのではないか、非常に不安。

インターネット以前、ボクたちがどうやって海外の情報を仕入れていたか?
もちろん先進的なラジオとか専門誌、あるいは輸入盤屋などは基本中の基本なんだが、英国モノであればNME、アメリカ物であればRolling Stoneなどを定期購読するとか、大都市周辺なら輸入洋書を扱う書店で買うなどするのも手。どちらにせよ1ドル300円の時代だったりしたので高価だし手間もかかるし、おまけに英語だし(笑
で、ほぉ誰それの新作は評判良くないのかとか、すげーこのバンドとあのバンドのジョイントライブがあるんだーとか、フィルターを噛まさないリアルな情報を仕入れていたんですよ。

そんな時代に、カリフォルニアの音楽情報満載と言われていたのがBAM。留学する友人とかに頼んで、何冊も持ち帰って貰ったよなぁ。ジェリー・ガルシアが亡くなった時の特集号はちょうど自分のシリコンバレー出張と重なったんだよなぁ。
年寄りの昔話などと考えず、こういうことはきっちり書いて残しておかなければと思う。

日本では50年前の懐古映画なんかが流行っているみたいだが、つい10年前の時代風景とかも忘れられそうになっている状況はよろしくないと思う。
15年前(インターネットも携帯電話もない時代だ)、大学生はデートスポットをどうやって探し、待ち合わせでどうやって落ち合っていたのか? 1988年には何がOutで何がInだったのか? こうした情報を誰かがアーカイブしていかないといけないな。


OLPC on Parallels Desktop [教育]

http://lists.laptop.org/pipermail/devel/2007-November/007559.html

Mac用のエミュレータParallels Desktop for OS X用にビルドしたOLPCのソフト環境です。
直リンクはこちら(http://dev.laptop.org/~bert/Parallels-OLPC-623-bf.zip
ファイル自体は200MB、展開すると1GBのParallels用イメージファイルになります。
ランタイムファイルなのでインストール不要。ダブルクリックするだけでParallelsが起動し、OLPCのOSが立ち上がってきます。
日本ではOLPCの実体が今ひとつイメージできていなかったのですが、こうしてエミュレータ用実環境が配布されるとより理解が深まるかもしれません。


ログイン後の画面はこんな感じ。
下にアプリケーションのアイコンがズラズラ並んでいます。


ブラウザでgoogleを表示させてみました。ここまでネットワーク設定などは一切行なっていません。
文字が化けているように見えるのは単に日本語フォントが搭載されていないから。実際に日本語フォントが必要になるシチュエーションは思い浮かびませんが、日本語フォントを搭載すれば日本での利用やGive One, Get Oneキャンペーンの日本での展開もできるのですが。


CNNを表示したところ。画面が狭いことを除けば特に問題もないです。


PippyというPython環境。こんなものが他のワープロ、お絵描きソフトと同列に並んでいるのは凄い(笑
仕事でPythonの使い易さは実感してますが、でもここに搭載とは。

逆にSqueakが搭載されていないのもある意味で意外でしたが。

 ごめんなさい、eToysという名称で搭載されています。


家で一番好評だった「Measure」というオシロスコープソフト。
マイク入力を表示させてます。

いやぁ、これでOLPCの実体験ができた。
FedoraベースのLinux OS上にGUIフレームワークがあり、その上で各アプリが動作しているということですね。
Pippyからすると細かい操作はPythonスクリプトか。

あと10年もすると世界中からこのGUIに慣れ親しみ、成果物を人々とシェアし合う、Pythonプログラマがいっぱい出現する・・ことを祈ってます。


SFC Open Research Forum [コンピュータ]

The Difference Engine

The Difference Engine

  • 作者: William Gibson, Bruce Sterling
  • 出版社/メーカー: Gollancz
  • 発売日: 1992/07/23
  • メディア: ペーパーバック


ディファレンス・エンジン、階差機関、差分機関、チャールズ・バベッジ、エイダ・ラブレイス、バイロン卿、シェリー夫人、フランケンシュタイン、ティモシー・リアリー、マイクロソフト・・・いくらでも繋がりますね。あ、マイクロソフトはホログラムにエイダ・レブレイスの肖像を使ってますからね、どなたの発案か知りませんが。

さて、サイバーパンクの旗手であったウィリアム・ギブソンブルース・スターリングが共作し、スチーム・パンクという分野を切り拓いた作品「ディファレンス・エンジン」。もう20年近い年月が経過してますね。
当時、サイバーパンク、スチームパンクといった世界観に興奮した世代としては、ディファレンス・エンジンなんてキーワードにはすぐに反応してしまいます。

11月22日〜23日に六本木ヒルズで開催されていた慶應SFCのOpen Research Forum(http://orf.sfc.keio.ac.jp/)、ここで見つけたのが、慶応大学とWIDEが共同で量子コンピュータの基礎を研究しているAQUA(Advanced QUantum Architecture)ブースのレゴで作った差分機関。
ちゃんと動いて計算します! レゴって19世紀の機械より精度高いんか!? と色めき立ちましたが研究室の人によると「レゴなので精度が出ないんですよねぇ」とのこと。たまに計算結果を間違えるそうです。まさにスチームパンクですね(笑

もちろん、これ以外にも興味深い研究とか、学生らしいアイディア溢れる研究とか、2時間弱しか時間が取れなかったのですがとてもそれだけじゃ間に合わないボリュームのあるイベントでした。

デジタルメディア研究科のブースには元マイクロソフトの古川さんが何故かカメラをぶら下げてメディア対応をされていましたね。そういえばMS退社後は慶應で教えているそうなので、当然といえば当然ですが。

でもさすがに慶應ということで全体的にレベル高いなぁと感じました。これなら卒業してからの進路選択も悩むでしょうねぇ。ただSFCの初期卒業生に言わせると、それでも「最近は安定志向」だそうですから、昔はどんなんだったんだろう(笑


ヨイトマケの唄 [サブカルチャー]

1960年代、戦後は終わったが戦争の記憶は生々しかった時代、あの時代の日本でしか産まれえなかった名曲。
オリジナル美輪明宏こと丸山明宏。
歌詞中の「土方」という言葉に過剰反応した民放各局が放送を自主規制したが為に、長らく一般の人にとっては幻の名曲だった友言われるらしい。ただしNHKはそんな職業差別はせず普通に放送していたはずなので、幻の名曲という言い方はちょっと怪しいかも。

母の愛は海よりも深く、父の愛は山よりも高く、だからお袋がセイラーだったころ親父はモンブランだったというギャグが成立するんだけど(おいおい)、その母の愛情、親への愛情を歌う歌詞には普遍的な崇高さが漂いますね。

シャンソンシンガーだけに、今の目からみるとトゥーマッチですが。
美輪明宏という人は最近はイタくて見ていられないけど、この唄を作り世に出したその一点においてもっと評価しなければ。


ANY Vs. Mainichi Vs. MS-Sankei [コンピュータ]

http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/trial/071107/trl0711072135020-p1.htm

いったい、このページはなんなんだろう。

ANY連合(+Google)、
毎日.jp(+Yahoo)
今後これらのメディアがどうなっていくか、誰にも確たる事は言えないし、当事者も死ぬ気で頑張っているので簡単に死んじゃうことはないと思う。
でもMS産経だけはどうにも負け組だと思うな。
ANY/毎日/MS産経で記事を書こうと思ったけど、最初から明らかな負け組が居るんで書く気が失せた(笑

なぜ、MicrosoftはWebを含むメディアの世界では貧乏神なのだろうか。MSと離れた毎日は順調にトラフィックを稼ぎ、産経はこんなページにされてしまうし(たぶんIEではちゃんと見えるんでしょう。でも企業内からは見れないようなサイトを運営している人はみんな知っているけど、もうコンシューマの世界でのIEの存在感は落ちるばかり。シェアはもう実質70%くらいじゃない?)。

かつて鳴り物入りで始めたSlate(http://www.slate.com/)もこの体たらくだし。
優秀な人材を世界中/日本中からかき集めているはずなのに・・・

ただ以前、「MSのアーキテクト/管理者はとっても優秀。でも兵隊は平均以下」と言われていた時期もありましたね。実際MS主力製品のコードを見て絶句したこともあります。こんな実装したらメンテできないだろうというようなコード。

かつての毎日MSN、最近ではLive Space始めとしたLive系サービス、それにMS産経。どれもサービスの位置付けは考え抜かれていても、実際のサービスのレベルが低いというのはMSの悪しき伝統を引きずっていますね。


前の15件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。